……なんてことがいつから決まったのか。
うどん激プッシュなスーパーの正月コーナーに
ハロウィンやバレンタインデー(友チョコ)のときと同じような
メディアの陰謀をひしひしと感じる年明け2日目です。

それはともかく、なぜうどんなのか。
うどんを発見したスーパーにおいて
約2秒で収集した情報(POPともいう)を要約しますと
どうやらこんな理由のようです。

「年末に食べたそばと違ってうどんの麺はちぎれにくいため
よいことが長くつづくよう祈りをこめて食べる」

……言いたいことはわからなくもないですが、
このPOPの製作者はきっとうどん派の工作員だと思います。
親そば派の身としては
「年越しそばdisってんのか」
と思わず暴言を禁じえません。うどんのやつめ。

そもそも、うどんの意味は「長くつづく」だけであり
必ずしも「よいこと」だけが長くつづくとはかぎりません。
いろんなことが長くつづいてしまうかもしれないのです。
いくつか例をあげてみましょう。

 ・うどんを食べて、長くつづく(増税が)
 ・うどんを食べて、長くつづく(長引く不況が)
 ・うどんを食べて、長くつづく(就職難が)
 ・うどんを食べて、長くつづく(定職のない期間が)

……うどんのネガティブキャンペーンのつもりが、わが身を切る結末に。
早く就職したいので、やっぱりうどんは食べないことにします。
先日、ちょっとだけパチンコ店に入る機会があった。

景品交換所の前をなにげなく通過したそのとき、
数々のおかしや雑貨にまぎれて鎮座しているそれを発見。
私の知るかぎりほかのパチンコ店では一度も見かけたことのない
その景品とは……

 「S&Bテーブルコショー」

もちろん、赤いフタがついた台形のビンのやつね。

コショー。塩コショウですらない。
ほかのラインナップと比較して、いやおうなくただよってくる生活感。
いったいだれがコショウほしさにパチンコをするというのか。
それとも、重度のパチンカーのだんなさんが
奥さんに許しを乞うため差しだす貢物として
テーブルコショーが市民権を得ているとでもいうのか。

コショーひと瓶がもたらす家庭の平和。

そんな家庭ばかりなら、世の中はきっと安泰にちがいない。
わけがわからないメモ発見。

「ゴボウのささやき」と書いてある。

これはなんだ。
ゴボウだってささやきたい。そう言いたいのか。
「第二の人生はきんぴらがいい」
そんな贅沢な望みを持っているというのか、いちゴボウが。

……などと本気で思うはずはない。
これはたぶん料理番組とかのメモだ。
「ゴボウのささがき」と書きたかったに違いない。

でも肝心の手順が書かれてないので、やっぱりわけがわからないままだ。
最近みた夢がホラー映画のパクリみたいなやつでした。
どんなのかといいますと、

・ある建物の特定の部屋に入ると必ず呪われる
 (このへんは「呪怨」の設定)
・部屋に入った人は、かくかく動く「人っぽいもの」に
 追い回されて殺される
 (これは貞子)

で、数人が部屋に入って殺されていくうちに
貞子もどきの対策法がだんだんとわかってきます。
以下おもな回避手段↓

・息を止めている間は気づかれない
 (昔なつかしキョンシーですね)
・たばこの煙が嫌い
 (妖怪かなにかと間違われはじめている)

そして極めつけは

・棒の先っちょを突きつけると、においを嗅がずにはいられない

じわじわと相手を追いつめ、今まさに呪い殺そうとする貞子(もどき)。
なんとか逃げようと、そのへんにあった棒を必死にふりまわす人間。
棒に反応し思わず先っちょのにおいを嗅ぐ貞子。
ほのぼのとしていく空気。隙をついて逃げだす人間。

自分がいかに猫好きかを突きつけられた一晩でした。
一の位は、十の位から借りてきた1(=10)を早く返したほうがいいとおもいます。
『ロードオブザリング』みましたが、人らしきものの区別がつきません。
そこで地道な努力を重ねた結果、以下のことがわかってきました。

・登場人物はだいたい4種類(「 」内は区別するためのあだ名)
・「天パ」=ホビット
・「頭髪後退」=エルフ
・「濃(こ)ヒゲ」=魔法使いとかドワーフ
・「不精ヒゲ」=なんか2人くらいいた

なんてことだ。私は毛髪で人を判断するようなやつだったのか。
考え直せ、人間の本質は毛髪じゃない。中身だ。
つまり内臓だ。内臓を感じるんだ……!

次回作は登場人物の内臓のうごめきに胸ときめかせながら鑑賞したいとおもいます。
すれちがったおじさんが携帯電話を顔に当ててました。
ああこれが噂の骨伝導携帯かーと感心してたら、

ひげそりでした。
朝、なぐりがきで
 『絶 対 合 格 !! 吉田』

夕方、赤いチョークで
 『勝 ち 組』

おめでとう吉田。
よかったな吉田。
今が最高潮だな吉田。
次からは転落の人生だな吉田。
人をそんな憐れんだ眼でみるな吉田。
な、なにをする吉田、吉田ぁ……ッ!!

受験生のみなさま、よい結果がもらえるといいですね。
駅地下のトイレ前にて。

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(女性3人がトイレ付近にいる。女性Aがトイレに行こうとする)

女性B「行け! がんばって出してこい!!」

(もうひとりの女性Cもトイレに行こうとする)

女性B「え? 何? みんないっちゃうの?? じゃ、アタシもいこっかなぁー!?

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女性Bにあえて問いたい。
「義理でトイレに入って、本当に出るのか!?」と。
さてさて今日は就職活動を追求してみますよ。
お題は「Uターン・Iターンフェア」。
一定年齢以上のおおきなおともだちにはなじみが深い単語かと。

説明しますとUターンってのはアレです、
いっぺんどっかで就職してから地元に帰って次の就職するやつですね。
「U」のカタチが「行って帰る」状態なわけで、なんか納得です。

で、問題はIターン。
Iターンは、Iターンってぇのは……

あらためて思う。
Iターン、ターンしてない。

なんか納得いかないので、
私が素材感を損なわないよう適切かつ丁寧に企画名を変更してみよう。
     ↓
命名:「行ったきりフェア」(略称Iフェア)

一度入ると出られない、そんな会社へ就職決定の予感。
本日は大阪の神秘に接近してみたいとおもいます。

突然ですが、ここで「天気予報のおじさん」のモノマネをしてください。
恥ずかしいというアナタは想像でもいいです。
「おやじは嫌だオネーサンがいい!」という方はそれでもかまいませんが、
おねえさんの想像をあまり発展させないように。
とにかく脳内でお天気コーナーが放送されればオッケーです。

そこで予報士さんは言ってますね。
「今日の○○(地名)は△△(天気)でしょう」と。
たとえば「明日の東京はくもりときどき晴れでしょう」とか。

万が一、脳内で「今日は傘をお持ちください」とか
天気以外の心配をされてしまった少数派の方は要修正。
ともかく、天気予報といえば「〜でしょう」口調が定石なのです。

ところが。
大阪のとあるラジオ局の予報おじさんはそうじゃない。

おじさん:「明日は雨のち晴れましょう」

そうです。
「晴れ『ましょう』」なのですこのヒトのは。
もちろん呼びかけではなく推量の意味なんですが。

このラジオを毎日聴いてると仮定してみます。
毎日毎日「~ましょう」。
一年365日「~ましょう」。
なにやらおじさんに洗脳されそうな感じがチラリとしなくもない。

もちろん、くもりの日なら「くもりましょう」。
……絶対にくもってなんかやるもんか。
ごぶさたの「ごぶ」と五分刈りの「ごぶ」は一緒なんでしょうか?

すくなくとも、「ごぶ」といいたいのに
さっきからひたすら打ち間違えている
「ぼぶ」はたぶんアメリカ人だとおもいます。
以下の文章は、私がエスカレーターに乗っていたときに後ろから聞こえてきた雑談です。次の女子高生AとBの会話を読んで、問いに答えなさい。

 女子高生A「食べれるアルミニウム、知ってるー?」
 女子高生B「えー、知らなーい」
 女子高生A「でもアタシ食べたよー。ケーキの上にのってる銀色のツブツブー」


問1.
女子高生Aは、なぜ「銀色のツブツブ」を「食べれるアルミニウム」だと思ったのですか。以下の4つから正しさのなかにいやらしさが感じられるものをひとつ選びなさい。(10点)

 (1)アルミニウムはママの味だから
 (2)色をみて金属っぽいと判断したから
 (3)食べたあと妙にハサミの切れ味が良くなっていたから
 (4)かつて販売していた飲料「つぶつぶオレンジ(250ml)」が
   時々サビ臭く感じられたから


問2.
「銀色のツブツブ」の正式名称をひとつだけ選びなさい。(5点)

 (1)ターザン
 (2)アラザン
 (3)仁丹
 (4)アラジン
 (5)新巻鮭


問3.
「銀色のツブツブ」が乗っていたケーキには、どのようなテーマの飾りつけがされていたか。最も胸キュンなテーマを以下の選択肢から選びなさい。(複数解答可)(20点)

 (1)憧れの先輩とゴッツンコ(ぶつかったときの星がツブツブ)
 (2)ガチンコ漁でゴッツンコ(火花がツブツブ)
 (3)少女漫画的幸福な瞬間(点描でツブツブ)
 (4)修行漫画的幸福な瞬間(ひとりでブツブツ)
 (5)宇宙人に連行された次の日(記憶がブツブツ)

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会話部分のみを書こうとしたはずが、どうしてこんなことに。
ガードレールの下に、ぶどうがおちていた。

旬には少し早いデラウエア。
しかも甘味が強い根元のほうだけ食べてある。
捨てたヤツは相当なグルメっ子に違いない。

ぶどうがものすごく好きというわけではないけれど
先っちょまで食らいやがれ、と言わずにはいられない。
地下鉄の掲示板にあった伝言です。
以下、全文掲載。

『おじいちゃんへ
でんわがつながらないよー
(カサの絵)』

書いたのは推定年齢8〜10歳(根拠なし)、
何となく女の子のような気がします。
しかも文からして「えりちゃん」とか
そんな名前の子供という感じがします。

それにしても、何を思ってここの掲示板に書き込んだのか。
「でんわ」とは携帯なのか、固定電話なのか。
文章下部の傘イラストは何を意味するのか。
謎だらけです。

仮説を立ててみます。

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定年退職を間近にひかえたおじいちゃん。
今日も元気に出勤です。
あいにく今日の天気は曇り空。
でも江戸っ子気取りなおじいちゃんのこと、
降ってもいないのに傘を持つなんてプライドが許しません。
「降ったならいさぎよく濡れて帰るのが粋じゃあ」
とかなんとか言って、さっさと出勤してしまいました。

そして昼過ぎから雨。
傘を持たないおじいちゃんを、嫁の美智子さんは心配しています。
しかし嫁にきて十数年の美智子さん、頭のカタい義父がどうも苦手なご様子。
親切心で傘を持っていっても何を言われるかわかったもんじゃありません。

そこで登場、ヨメの策略。
「そうだ娘に頼もう。お義父さんも孫の言うことなら聞くはずね!」
お母さんがよくわからない理屈をひっぱり出したおかげで
えりちゃんは雨の中カサを片手に駅まで出かけるハメになったのでした。

「えー、5時から観たいテレビがあるのにー」
必死の訴えも一蹴され、しぶしぶ駅へ向かうえりちゃん。
(着いたらおじいちゃんの携帯に電話しなきゃ)
と公衆電話で連絡をとってみたものの……

「……お客様は現在電波の届かないところにいるか、
または電源が入っていません……」

つながりません!
2回3回かけ直しても、やっぱり無反応。

よくよく考えればあのおじいちゃんのこと、
携帯なぞ必要ないとか言って電源入れずに鞄に突っ込んでる可能性大です。
しかも地下は非常に受信しにくい場所なのですが、
若いえりちゃんにはそんなことわかりません。
途方に暮れるえりちゃん。

とりあえず、伝言板にメモを残しました。
ちゃんと傘の絵も描いたし、
おじいちゃんが見たらすぐに意味を察してくれるはず。
そして出入口のあたりで待っていればきっと……。

ところで、子供というのはおおむね「待つ」行為が苦手です。
そしてえりちゃんも例外ではありませんでした。

「…いいや、帰ろ」

この後、心の中では(今帰ればテレビに間に合うし)などと続きますが、
それはさておき。
結局えりちゃんはおじいちゃんを置いて、さっさと帰ってしまったのでした。

(仮説おわり)

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全国のおじいちゃん!
演歌の「孫」なんか歌っても、現実の孫はきっとこんなもんですよ!
朝から死体遺棄現場を目撃してしまう。

その外観から彼か彼女かを判断することはむずかしい。
犯人は遺体をゴミ袋につめて遺棄したようだが、
どうやら別の何者かによって袋からひきずり出されたようだ。
ぬめりのある身体は外気にさらされて乾燥し、
地面と一体化するまであとわずかといったところか。
いったい誰がこの悲劇を引き起こしたのか……。

……なんて事を思いつつ、ゴミ置き場にてイカを激写。
「別の何者」はいうまでもなくカラスのやつだろう。
突然ですが皆さん、トイレへ行くとき仲間にどんな声かけてます?

無難に「お手洗い」?
それとも「お花畑」でごまかす!?
いっそのこと「あ、おれションベン!」とさわやかに言い放つ?

(街頭VTR)
 「やはり正面きって『便所』は、なんとなくはばかられますもんね。
 でもいい言い方がなくてー」(37歳主婦)

そんなアナタに朗報!
今日は「はずかしくないトイレの意思表示」をご紹介します!!
それが当社のオススメ隠語、

「ビッグ・ベン&リトル・ジョー」!! (ウヮ~オ!! パチパチパチ……)

前者が大、後者が小用なのは言うまでもありませんね!

これなら学校でもオフィスでもデートでも
はたまた近所の寄り合いでもごく自然に席を外すことができます!

「今からビッグ・ベンまで観光に……」
「今日リトル・ジョーが来日してるのよー!! ちょっと行ってくるわ!」

ほ〜ら、全く違和感がないでしょ~!?

さァそれでは当社オススメのこの用語、気になるお値段ですが
通常一語4900円のところ、今回だけのスペシャル価格で……

ナント!!
2語で1000円!
2語セットでたったの1000円です!!(オォ〜ッ)

お電話は、フリーダイヤル110−2323(イイワ・フサフサ)!
これで明日から尿意のガマンとはオサラバです!!

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トイレ意思表示についての雑談から。
なんかいろいろとごめんなさい。
最近気ちまたに増えてきたアウトレットモール。
うわさによれば、とあるモールにはペットコーナーがあるそうな。

まがりなりにもペットショップなんだから
当然いろんな動物を扱っているんだろうけど、
アウトレットに出店する以上、やはりその生体は
かつて他のショップに並んでいたやつらなのだろうか?

だとすると、そのペットってのは……

 ・成長しきったイヌ
 ・無愛想でかんだるい動きしかしないネコ
 ・誤った飼育法により太りすぎたネズミ
 ・いつのまにか習得した言語を連発するオウム
  (たいがい「バカヤロー」が含まれている)
 ・長期の展示ストレスで落ち着きをなくしたワオキツネザル
 ・結婚適齢期をはるかに越えた中年女性

とかだったりするのだろうか?
行ったことのある方、実情をぜひ教えていただきたい。
いつも通る道。なじみの町並み。
何の疑問も抱かず、うっかり通り過ぎてませんか?

本日バスの中からみた居酒屋。
メニューの札がならぶ、ごくふつうの外観。
毎週見ているはずのあいつにまさかあんな一面があったとは。

【確認できたメニュー】
 ・やきとり (定番!)
 ・ネギマ  (あるある!)
 ・すゞめ  (おや……?)
 ・うづら  (あ、食べられるんだ)
 ・カエル、アザラシ (両生類から海獣まで)
 ・サソリ、ダチヨウ (正確には「チ」が小文字)
 ・青ウミカメ    (濁点どこいった?)
 ・ワニ、カンガルー (ガ、ガルーまで……)
 ・クジラ、馬刺   (諸外国が怒るよ!)

しあわせの青い鳥は、意外と身近にいるのかもしれません。
(この店なら青い鳥くらいは出てきそうだ)
フリーマーケットの略だとはかぎらない。

「フリルエプロンはだかママ(でも男)」

かもしれないじゃないか。

フリフリエプロンは高確率で「純潔の白」。
脚にはスネヘアーも生えてますよ、きっと。

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